comparison runtime/tutor/tutor.ja.sjis @ 27162:b19230a8d40a

Update runtime files Commit: https://github.com/vim/vim/commit/fd31be29b8220ee1cb0b3460c82f2634ae3cc370 Author: Bram Moolenaar <Bram@vim.org> Date: Sun Jan 16 14:46:06 2022 +0000 Update runtime files
author Bram Moolenaar <Bram@vim.org>
date Sun, 16 Jan 2022 16:00:06 +0100
parents e69e7133c9cf
children 179c118424a6
comparison
equal deleted inserted replaced
27161:4ed1558cabe1 27162:b19230a8d40a
6 に強力なエディターです。このチュートリアルは、あなたが Vim を万能エディ 6 に強力なエディターです。このチュートリアルは、あなたが Vim を万能エディ
7 ターとして使いこなせるようになるのに十分なコマンドについて説明をするよう 7 ターとして使いこなせるようになるのに十分なコマンドについて説明をするよう
8 になっています。 8 になっています。
9 9
10 チュートリアルを完了するのに必要な時間は、覚えたコマンドを試すのにどれだ 10 チュートリアルを完了するのに必要な時間は、覚えたコマンドを試すのにどれだ
11 け時間を使うのかにもよりますが、およそ25から30分です。 11 け時間を使うのかにもよりますが、およそ30分です。
12 12
13 ATTENTION: 13 ATTENTION:
14 以下の練習用コマンドにはこの文章を変更するものもあります。練習を始める前 14 以下の練習用コマンドにはこの文章を変更するものもあります。練習を始める前
15 にコピーを作成しましょう("vimtutor"したならば、既にコピーされています)。 15 にコピーを作成しましょう("vimtutor"したならば、既にコピーされています)。
16 16
22 が全部表示されるところまで、j キーを押してカーソルを移動しましょう。 22 が全部表示されるところまで、j キーを押してカーソルを移動しましょう。
23 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 23 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
24 レッスン 1.1: カーソルの移動 24 レッスン 1.1: カーソルの移動
25 25
26 26
27 ** カーソルを移動するには、示される様に h,j,k,l を押します ** 27 ** カーソルを移動するには、示される様に h,j,k,l を押します。 **
28 ^ 28 ^
29 k ヒント: h キーは左方向に移動します。 29 k ヒント: h キーは左方向に移動します。
30 < h l > l キーは右方向に移動します。 30 < h l > l キーは右方向に移動します。
31 j j キーは下矢印キーのようなキーです。 31 j j キーは下矢印キーのようなキーです。
32 v 32 v
63 NOTE: :q! <ENTER> は全ての変更を破棄します。レッスンにて変更をファイルに保 63 NOTE: :q! <ENTER> は全ての変更を破棄します。レッスンにて変更をファイルに保
64 存する方法についても勉強していきましょう。 64 存する方法についても勉強していきましょう。
65 65
66 5. 1.3までカーソルを移動させましょう。 66 5. 1.3までカーソルを移動させましょう。
67 67
68
68 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 69 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
69 レッスン 1.3: テキスト編集 - 削除 70 レッスン 1.3: テキスト編集 - 削除
70 71
71 72
72 ** ノーマルモードにてカーソルの下の文字を削除するには x を押します ** 73 ** ノーマルモードにてカーソルの下の文字を削除するには x を押します。 **
73 74
74 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。 75 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。
75 76
76 2. 間違いを修正するために、削除する最初の文字までカーソルを移動します。 77 2. 間違いを修正するために、削除する最初の文字までカーソルを移動します。
77 78
85 86
86 NOTE: 全てのレッスンを通じて、覚えようとするのではなく実際にやってみましょう。 87 NOTE: 全てのレッスンを通じて、覚えようとするのではなく実際にやってみましょう。
87 88
88 89
89 90
90
91 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 91 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
92 レッスン 1.4: テキスト編集 - 挿入 92 レッスン 1.4: テキスト編集 - 挿入
93 93
94 94
95 ** ノーマルモードにてテキストを挿入するには i を押します ** 95 ** ノーマルモードにてテキストを挿入するには i を押します。 **
96 96
97 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。 97 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
98 98
99 2. 1行目を2行目と同じ様にするために、テキストを挿入しなければならない位置 99 2. 1行目を2行目と同じ様にするために、テキストを挿入しなければならない位置
100 の次の文字にカーソルを移動します。 100 の次の文字にカーソルを移動します。
113 113
114 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 114 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
115 レッスン 1.5: テキスト編集 - 追加 115 レッスン 1.5: テキスト編集 - 追加
116 116
117 117
118 ** テキストを追加するには A を押しましょう ** 118 ** テキストを追加するには A を押しましょう。 **
119 119
120 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。 120 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
121 カーソルがその文字上にあってもかまいません。 121 カーソルがその行のどの文字上にあってもかまいません。
122 122
123 2. 追加が必要な場所で A をタイプしましょう。 123 2. 追加が必要な場所で A をタイプしましょう。
124 124
125 3. テキストを追加し終えたら、 <ESC> を押してノーマルモードに戻りましょう。 125 3. テキストを追加し終えたら、 <ESC> を押してノーマルモードに戻りましょう。
126 126
135 5. テキストの追加が軽快になってきたらレッスン 1.6 へ進みましょう。 135 5. テキストの追加が軽快になってきたらレッスン 1.6 へ進みましょう。
136 136
137 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 137 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
138 レッスン 1.6: ファイルの編集 138 レッスン 1.6: ファイルの編集
139 139
140 140 ** ファイルを保存して終了するには :wq とタイプします。 **
141 ** ファイルを保存して終了するには :wq とタイプします **
142 141
143 !! NOTE: 以下のステップを実行する前に、まず全体を読んでください!! 142 !! NOTE: 以下のステップを実行する前に、まず全体を読んでください!!
144 143
145 1. レッスン 1.2 でやったように :q! をタイプして、このチュートリアルを終了 144 1. 別の端末がある場合はそこで以下の内容を行ってください。そうでなければ、
146 します。あるいは、別の端末がある場合はそこで以下の内容を行ってもかまい 145 レッスン 1.2 でやったように :q! をタイプして、このチュートリアルを終了
147 ません。 146 します。
148 147
149 2. シェルプロンプトでこのコマンドをタイプします: vim tutor <ENTER> 148 2. シェルプロンプトでこのコマンドをタイプします: vim file.txt <ENTER>
150 'vim' が Vim エディタを起動するコマンド、'tutor' は編集したいファイルの 149 'vim' が Vim エディタを起動するコマンド、'file.txt' は編集したいファイル
151 名前です。変更してもよいファイルを使いましょう。 150 の名前です。変更できるファイルの名前を使いましょう。
152 151
153 3. 前のレッスンで学んだように、テキストを挿入、削除します。 152 3. 前のレッスンで学んだように、テキストを挿入、削除します。
154 153
155 4. 変更をファイルに保存します: :wq <ENTER> 154 4. 変更をファイルに保存します: :wq <ENTER>
156 155
184 183
185 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 184 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
186 レッスン 2.1: 削除コマンド 185 レッスン 2.1: 削除コマンド
187 186
188 187
189 ** 単語の末尾までを削除するには dw とタイプしましょう ** 188 ** 単語の末尾までを削除するには dw とタイプしましょう。 **
190 189
191 1. ノーマルモードであることを確認するために <ESC> を押しましょう。 190 1. 確実にノーマルモードにするため <ESC> を押しましょう。
192 191
193 2. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。 192 2. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。
194 193
195 3. 消したい単語の先頭にカーソルを移動しましょう。 194 3. 消したい単語の先頭にカーソルを移動しましょう。
196 195
197 4. 単語を削除するために dw とタイプしましょう。 196 4. 単語を削除するために dw とタイプしましょう。
198 197
199 NOTE: タイプすると、dw という文字がスクリーンの最下行に現われます。 198 NOTE: d をタイプすると、その文字がスクリーンの最下行に現われます。Vim は
200 タイプを間違ってしまった時には <ESC> を押してやり直しましょう。 199 あなたが w をタイプするのを待っています。もし d 以外の文字が表示された
200 時は何か間違っています。 <ESC> を押してやり直しましょう。
201 201
202 ---> この 文 紙 には いくつかの たのしい 必要のない 単語 が 含まれて います。 202 ---> この 文 紙 には いくつかの たのしい 必要のない 単語 が 含まれて います。
203 203
204 5. 3 から 4 までを文が正しくなるまで繰り返し、レッスン 2.2 へ進みましょう。 204 5. 3 から 4 までを文が正しくなるまで繰り返し、レッスン 2.2 へ進みましょう。
205 205
206 206
207
208 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 207 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
209 レッスン 2.2: その他の削除コマンド 208 レッスン 2.2: その他の削除コマンド
210 209
211 210
212 ** 行の末尾までを削除するには d$ とタイプしましょう ** 211 ** 行の末尾までを削除するには d$ とタイプしましょう。 **
213 212
214 1. ノーマルモードであることを確認するのに <ESC> を押しましょう。 213 1. 確実にノーマルモードにするため <ESC> を押しましょう。
215 214
216 2. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。 215 2. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。
217 216
218 3. 正しい文の末尾へカーソルを移動しましょう(最初の 。 の後です)。 217 3. 正しい文の末尾へカーソルを移動しましょう(最初の 。 の後です)。
219 218
230 229
231 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 230 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
232 レッスン 2.3: オペレータとモーション 231 レッスン 2.3: オペレータとモーション
233 232
234 233
235 多くのコマンドはオペレータとモーションからテキストに変更を加えます。 234 テキストに変更を加える多くのコマンドはオペレータとモーションからなります。
236 削除コマンド d のオペレータは次の様になっています: 235 削除コマンド d のオペレータは次の様になっています:
237 236
238 d モーション 237 d モーション
239 238
240 それぞれ: 239 それぞれ:
246 e - カーソル位置から空白を含まない単語の末尾まで。 245 e - カーソル位置から空白を含まない単語の末尾まで。
247 $ - カーソル位置から行末まで。 246 $ - カーソル位置から行末まで。
248 247
249 つまり de とタイプすると、カーソル位置から単語の終わりまでを削除します。 248 つまり de とタイプすると、カーソル位置から単語の終わりまでを削除します。
250 249
251 NOTE: 冒険したい人は、ノーマルモードにてコマンドなしにモーションを押して 250 NOTE: 冒険したい人は、ノーマルモードにてオペレータなしにモーションを押して
252 みましょう。カーソルが目的語一覧で示される位置に移動するはずです。 251 みましょう。カーソルが目的語一覧で示される位置に移動するはずです。
253 252
254 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 253 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
255 レッスン 2.4: モーションにカウントを使用する 254 レッスン 2.4: モーションにカウントを使用する
256 255
257 256
258 ** 何回も行いたい繰り返しのモーションの前に数値をタイプします。 ** 257 ** 何回も行いたい繰り返しのモーションの前に数値をタイプします。 **
259 258
260 1. 以下の ---> と示された行の先頭にカーソルを移動します。 259 1. 以下の ---> と示された行の先頭にカーソルを移動します。
261 260
262 2. 2w をタイプして単語2つ分前に移動します。 261 2. 2w をタイプして単語2つ分先に移動します。
263 262
264 3. 3e をタイプして3つ目の単語の終端に移動します。 263 3. 3e をタイプして3つ目の単語の終端に移動します。
265 264
266 4. 0 (ゼロ)をタイプして行頭に移動します。 265 4. 0 (ゼロ)をタイプして行頭に移動します。
267 266
282 281
283 既述の削除のオペレータとモーションの組み合わせにカウントを追加することで、 282 既述の削除のオペレータとモーションの組み合わせにカウントを追加することで、
284 より多くの削除が行えます: 283 より多くの削除が行えます:
285 d 数値 モーション 284 d 数値 モーション
286 285
287 1. ---> と示された行の行頭部分にカーソルを移動しましょう。 286 1. ---> と示された行の最初の大文字の単語にカーソルを移動しましょう。
288 287
289 2. UPPER CASE の単語2つを d2w とタイプして削除します。 288 2. 大文字の単語2つを d2w とタイプして削除します。
290 289
291 3. UPPER CASE という連続した単語を、1つのコマンドと異なるカウントを指定し、 290 3. 連続した大文字の単語を、異なるカウントを指定した1つのコマンドで削除し、
292 ステップ 1 と 2 を繰り返します。 291 ステップ 1 と 2 を繰り返します。
293 292
294 ---> このABC DE行のFGHI JK LMN OP単語はQ RS TUV綺麗になった。 293 ---> このABC DE行のFGHI JK LMN OP単語はQ RS TUV綺麗になった。
295 294
296 NOTE: オペレータ d とモーションの間にカウントを使った場合、オペレータのない 295
297 場合のモーションのように動作します。 296
298 例: 3dw と d3w は同等で、3w を削除します。 297
299 298
300 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 299 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
301 レッスン 2.6: 行の操作 300 レッスン 2.6: 行の操作
302 301
303 302
304 ** 行全体を削除するには dd とタイプします ** 303 ** 行全体を削除するには dd とタイプします。 **
305 304
306 行全体を削除する頻度が多いので、Viのデザイナーは行の削除を d の2回タイプと 305 行全体を削除する頻度が多いので、Viのデザイナーは行の削除を d の2回タイプと
307 いう簡単なものに決めました。 306 いう簡単なものに決めました。
308 307
309 1. 以下の句の2行目にカーソルを移動します。 308 1. 以下の句の2行目にカーソルを移動します。
317 ---> 4) 私は車をもっている、 316 ---> 4) 私は車をもっている、
318 ---> 5) 時計が時刻を告げる、 317 ---> 5) 時計が時刻を告げる、
319 ---> 6) 砂糖は甘い 318 ---> 6) 砂糖は甘い
320 ---> 7) オマエモナー 319 ---> 7) オマエモナー
321 320
321 2回タイプで1行に対して作用させる方法は以下で述べるオペレータでも動作します。
322 322
323 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 323 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
324 レッスン 2.7: やり直しコマンド 324 レッスン 2.7: やり直しコマンド
325 325
326 326
327 ** 最後のコマンドを取り消すには u を押します。U は行全体の取消です。 ** 327 ** 最後のコマンドを取り消すには u を押します。U は行全体の取り消しです。 **
328 328
329 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動し、最初の間違いにカーソル 329 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動し、最初の間違いにカーソル
330 を移動しましょう。 330 を移動しましょう。
331 2. x をタイプしていらない先頭の文字を削除しましょう。 331 2. x をタイプして最初のいらない文字を削除しましょう。
332 3. さぁ、u をタイプして最後に実行したコマンドを取り消しましょう。 332 3. さぁ、u をタイプして最後に実行したコマンドを取り消しましょう。
333 4. 今度は、x を使用して誤りを全て修正しましょう。 333 4. 今度は、x を使用して行内の誤りを全て修正しましょう。
334 5. 大文字の U をタイプして、行を元の状態に戻しましょう。 334 5. 大文字の U をタイプして、行を元の状態に戻しましょう。
335 6. u をタイプして直前の U コマンドを取消しましょう。 335 6. u をタイプして直前の U コマンドを取り消しましょう。
336 7. ではコマンドを再実行するのに CTRL-R (CTRL を押したまま R を打つ)を数回 336 7. ではコマンドを再実行するのに CTRL-R (CTRL を押したまま R を打つ)を数回
337 タイプしてみましょう(取消の取消)。 337 タイプしてみましょう(取り消しの取り消し)。
338 338
339 ---> このの行のの間違いを修正々し、後でそれらの修正をを取消しまますす。 339 ---> このの行のの間違いを修正々し、後でそれらの修正をを取り消しまますす。
340 340
341 8. これはとても便利なコマンドです。さぁレッスン 2 要約へ進みましょう。 341 8. これはとても便利なコマンドです。さぁレッスン 2 要約へ進みましょう。
342 342
343 343
344 344
345 345
346 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 346 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
347 レッスン 2 要約 347 レッスン 2 要約
348 348
349 349
350 1. カーソル位置から単語の末尾までを削除するには dw とタイプします。 350 1. カーソル位置から次の単語までを削除するには dw とタイプします。
351 2. カーソル位置から行の末尾までを削除するには d$ とタイプします。 351 2. カーソル位置から単語の末尾までを削除するには de とタイプします。
352 3. 行全体を削除するには dd とタイプします。 352 3. カーソル位置から行の末尾までを削除するには d$ とタイプします。
353 353 4. 行全体を削除するには dd とタイプします。
354 4. モーションを繰り返すには数値を付与します: 2w 354
355 5. 変更に用いるコマンドの形式は 355 5. モーションを繰り返すには数値を付与します: 2w
356 6. 変更に用いるコマンドの形式は
356 オペレータ [数値] モーション 357 オペレータ [数値] モーション
357
358 それぞれ: 358 それぞれ:
359 オペレータ - 削除 d の類で何をするか。 359 オペレータ - 削除 d の類で何をするか。
360 数値 - そのコマンドを何回繰り返すか。 360 [数値] - そのコマンドを何回繰り返すか。
361 モーション - w (単語)や $ (行末)などの類で、テキストの何に対して働きか 361 モーション - w (単語)や e (単語末尾)、$ (行末)などの類で、テキストの
362 けるか。 362 何に対して働きかけるか。
363 363
364 6. 行の先頭に移動するにはゼロを使用します: 0 364 7. 行の先頭に移動するにはゼロを使用します: 0
365 365
366 7. 前回の動作を取消す: u (小文字 u) 366 8. 前回の動作を取り消す: u (小文字 u)
367 行全体の変更を取消す: U (大文字 U) 367 行全体の変更を取り消す: U (大文字 U)
368 取消しの取消し: CTRL-R 368 取り消しの取り消し: CTRL-R
369
369 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 370 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
370 レッスン 3.1: 貼り付けコマンド 371 レッスン 3.1: 貼り付けコマンド
371 372
372 373
373 ** 最後に削除された行をカーソルの後に貼り付けるには p をタイプします ** 374 ** 最後に削除された行をカーソルの後に貼り付けるには p をタイプします。 **
374 375
375 1. 以下の段落の最初の行にカーソルを移動しましょう。 376 1. ---> と示された以下の最初の行にカーソルを移動しましょう。
376 377
377 2. dd とタイプして行を削除し、Vim のバッファに格納しましょう。 378 2. dd とタイプして行を削除し、Vim のレジスタに格納しましょう。
378 379
379 3. 削除した行が本来あるべき位置の上の行まで、カーソルを移動させましょう。 380 3. 削除した行が本来あるべき位置の上の行である c) 行まで、カーソルを移動させ
380 381 ましょう。
381 4. ノーマルモードで p をタイプして格納した行を画面に戻します。 382
383 4. ノーマルモードで p をタイプして格納した行をカーソルの下に戻します。
382 384
383 5. 順番が正しくなる様にステップ 2 から 4 を繰り返しましょう。 385 5. 順番が正しくなる様にステップ 2 から 4 を繰り返しましょう。
384 386
385 d) 貴方も学ぶことができる? 387 ---> d) 貴方も学ぶことができる?
386 b) スミレは青い、 388 ---> b) スミレは青い、
387 c) 知恵とは学ぶもの、 389 ---> c) 知恵とは学ぶもの、
388 a) バラは赤い、 390 ---> a) バラは赤い、
389 391
390 392
391 393
392 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 394 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
393 レッスン 3.2: 置き換えコマンド 395 レッスン 3.2: 置き換えコマンド
394 396
395 397
396 ** カーソルの下の文字を置き換えるには r をタイプします ** 398 ** カーソルの下の文字を x に置き換えるには rx をタイプします。 **
397 399
398 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。 400 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
399 401
400 2. 最初の間違いの先頭にカーソルを移動しましょう。 402 2. 最初の間違いの先頭にカーソルを移動しましょう。
401 403
414 416
415 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 417 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
416 レッスン 3.3: 変更コマンド 418 レッスン 3.3: 変更コマンド
417 419
418 420
419 ** 単語の一部、もしくは全体を変更するには cw とタイプします ** 421 ** 単語の末尾までを変更するには ce とタイプします。 **
420 422
421 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。 423 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
422 424
423 2. lubw の u の位置にカーソルを移動しましょう。 425 2. lubw の u の位置にカーソルを移動しましょう。
424 426
425 3. cw とタイプし、正しい単語をタイプしましょう(この場合 'ine' とタイプ)。 427 3. ce とタイプし、正しい単語をタイプしましょう(この場合 'ine' とタイプ)。
426 428
427 4. 次の間違い(変更すべき文字の先頭)に移動するために <ESC> をタイプします。 429 4. <ESC> をタイプしてから次の間違い(変更すべき文字の先頭)に移動します。
428 430
429 5. 最初の行が次の行の様になるまでステップ 3 と 4 を繰り返します。 431 5. 最初の行が次の行の様になるまでステップ 3 と 4 を繰り返します。
430 432
431 ---> This lubw has a few wptfd that mrrf changing usf the change operator. 433 ---> This lubw has a few wptfd that mrrf changing usf the change operator.
432 ---> This line has a few words that need changing using the change operator. 434 ---> This line has a few words that need changing using the change operator.
433 435
434 cw は単語を変更するだけでなく、挿入も行えることに注意しましょう。 436 ce は単語を削除した後、挿入モードに入ることに注意しましょう。
435 437 cc は同じことを行全体に対して行います。
436 438
437 439
438 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 440 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
439 レッスン 3.4: c を使用したその他の変更 441 レッスン 3.4: c を使用したその他の変更
440 442
441 443
442 ** 変更コマンドは、削除コマンドと同じ様にオブジェクトを使用します ** 444 ** 変更オペレータは、削除と同じ様にモーションを使用します。 **
443 445
444 1. 変更コマンドは、削除コマンドと同じような動作をします。その形式は 446 1. 変更オペレータは、削除と同じような動作をします。その形式は
445 447
446 c [数値] モーション 448 c [数値] モーション
447 449
448 2. オブジェクトも同じで、w は単語、 $ は行末などといったものです。 450 2. モーションも同じで、w は単語、 $ は行末などといったものです。
449 451
450 3. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。 452 3. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
451 453
452 4. 最初の間違いへカーソルを移動しましょう。 454 4. 最初の間違いへカーソルを移動しましょう。
453 455
454 5. c$ とタイプして行の残りを2行目の様にし、<ESC> を押しましょう。 456 5. c$ とタイプして行の残りを2行目の様にし、<ESC> を押しましょう。
455 457
468 470
469 2. カーソルの下の文字を置き換えるには、r をタイプした後、それを置き換える 471 2. カーソルの下の文字を置き換えるには、r をタイプした後、それを置き換える
470 文字をタイプします。 472 文字をタイプします。
471 473
472 3. 変更コマンドではカーソル位置から特定のモーションで指定される終端までを変 474 3. 変更コマンドではカーソル位置から特定のモーションで指定される終端までを変
473 更することが可能です。例えば cw ならばカーソル位置から単語の終わりまで、 475 更することが可能です。例えば ce ならばカーソル位置から単語の終わりまで、
474 c$ ならば行の終わりまでを変更します。 476 c$ ならば行の終わりまでを変更します。
475 477
476 4. 変更コマンドの形式は 478 4. 変更コマンドの形式は
477 479
478 c [数値] モーション 480 c [数値] モーション
483 485
484 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 486 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
485 レッスン 4.1: 位置とファイルの情報 487 レッスン 4.1: 位置とファイルの情報
486 488
487 ** ファイル内での位置とファイルの状態を表示するには CTRL-G をタイプします。 489 ** ファイル内での位置とファイルの状態を表示するには CTRL-G をタイプします。
488 ファイル内のある行に移動するには G をタイプします ** 490 ファイル内のある行に移動するには G をタイプします。 **
489 491
490 NOTE: ステップを実行する前に、このレッスン全てに目を通しましょう!! 492 NOTE: ステップを実行する前に、このレッスン全てに目を通しましょう!!
491 493
492 1. CTRL を押したまま g を押しましょう。この操作を CTRL-G と呼んでいます。 494 1. CTRL を押したまま g を押しましょう。この操作を CTRL-G と呼んでいます。
493 ページの一番下にファイル名と行番号が表示されるはずです。 ステップ 3のため 495 ページの一番下にファイル名と行番号が表示されるはずです。 ステップ 3のため
494 に行番号を覚えておきましょう。 496 に行番号を覚えておきましょう。
495 497
496 NOTE: 画面の右下隅にカーソルの位置が表示されているかもしれません。これは 498 NOTE: 画面の右下隅にカーソルの位置が表示されているかもしれません。これは
497 'ruler' オプション(:help 'ruler' を参照)を設定することで表示されます。 499 'ruler' オプション(:help 'ruler' を参照)を設定することで表示されます。
498 500
499 2. 最下行に移動するために G をタイプしましょう。 501 2. ファイルの最下行に移動するために G をタイプしましょう。
500 ファイルの先頭に移動するには gg とタイプしましょう。 502 ファイルの先頭に移動するには gg とタイプしましょう。
501 503
502 3. 先ほどの行の番号をタイプし G をタイプしましょう。最初に CTRL-G を押した行 504 3. 先ほどの行の番号をタイプし G をタイプしましょう。最初に CTRL-G を押した行
503 に戻って来るはずです。 505 に戻って来るはずです。
504 506
506 508
507 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 509 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
508 レッスン 4.2: 検索コマンド 510 レッスン 4.2: 検索コマンド
509 511
510 512
511 ** 語句を検索するには / と、前方検索する語句をタイプします。** 513 ** 語句を検索するには / と、前方検索する語句をタイプします。 **
512 514
513 1. ノーマルモードで / という文字をタイプします。画面一番下に : コマンドと 515 1. ノーマルモードで / という文字をタイプします。画面一番下に : コマンドと
514 同じ様に / が現れることに気づくでしょう。 516 同じ様に / が現れることに気づくでしょう。
515 517
516 2. では、'errroor' <ENTER> とタイプしましょう。これが検索したい単語です。 518 2. では、'errroor' <ENTER> とタイプしましょう。これが検索したい単語です。
517 519
518 3. 同じ語をもう一度検索するときは 単に n をタイプします。 520 3. 同じ語句をもう一度検索するときは 単に n をタイプします。
519 逆方向に語句を検索するときは N をタイプします。 521 逆方向に語句を検索するときは N をタイプします。
520 522
521 4. 逆方向に語句を検索する場合は、/ の代わりに ? コマンドを使用します。 523 4. 逆方向に語句を検索する場合は、/ の代わりに ? コマンドを使用します。
522 524
523 5. 元の場所に戻るには CTRL-O (Ctrl を押し続けながら o 文字タイプ)をタイプし 525 5. 元の場所に戻るには CTRL-O (Ctrl を押し続けながら文字 o をタイプ)をタイプし
524 ます。さらに戻るにはこれを繰り返します。CTRL-I は前方向です。 526 ます。さらに戻るにはこれを繰り返します。CTRL-I は前方向です。
525 527
526 ---> "errroor" は error とスペルが違います; errroor はいわゆる error です。 528 ---> "errroor" は error とスペルが違います; errroor はいわゆる error です。
527 NOTE: 検索がファイルの終わりに達すると、オプション 'wrapscan' が設定されている 529 NOTE: 検索がファイルの終わりに達すると、オプション 'wrapscan' が設定されている
528 場合は、ファイルの先頭から検索を続行します。 530 場合は、ファイルの先頭から検索を続行します。
529 531
530 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 532 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
531 レッスン 4.3: 対応する括弧を検索 533 レッスン 4.3: 対応する括弧を検索
532 534
533 535
534 ** 対応する ),] や } を検索するには % をタイプします ** 536 ** 対応する ),] や } を検索するには % をタイプします。 **
535 537
536 1. 下の ---> で示された行で (,[ か { のどれかにカーソルを移動しましょう。 538 1. 下の ---> で示された行で (,[ か { のどれかにカーソルを移動しましょう。
537 539
538 2. そこで % とタイプしましょう。 540 2. そこで % とタイプしましょう。
539 541
552 554
553 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 555 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
554 レッスン 4.4: 間違いを変更する方法 556 レッスン 4.4: 間違いを変更する方法
555 557
556 558
557 ** 'old' を 'new' に置換するには :s/old/new/g とタイプします ** 559 ** 'old' を 'new' に置換するには :s/old/new/g とタイプします。 **
558 560
559 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。 561 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動しましょう。
560 562
561 2. :s/thee/the <ENTER> とタイプしましょう。このコマンドはその行で最初に見つ 563 2. :s/thee/the <ENTER> とタイプしましょう。このコマンドはその行で最初に見つ
562 かったものにだけ行われることに気をつけましょう。 564 かったものにだけ行われることに気をつけましょう。
565 ることを意味します。この変更はその行で見つかった全ての箇所に対して行われ 567 ることを意味します。この変更はその行で見つかった全ての箇所に対して行われ
566 ます。 568 ます。
567 569
568 ---> thee best time to see thee flowers is in thee spring. 570 ---> thee best time to see thee flowers is in thee spring.
569 571
570 4. 複数行から見つかる文字を変更するには 572 4. 複数行から見つかる文字の全ての箇所を変更するには
571 :#,#s/old/new/g #,# には置き換える範囲の開始と終了の行番号を指定しま 573 :#,#s/old/new/g #,# には置き換える範囲の開始と終了の行番号を指定する。
572 す。
573 :%s/old/new/g ファイル全体で見つかるものに対して変更する。 574 :%s/old/new/g ファイル全体で見つかるものに対して変更する。
574 :%s/old/new/gc ファイル全体で見つかるものに対して、1つ1つ確認をとりな 575 :%s/old/new/gc ファイル全体で見つかるものに対して、1つ1つ確認をとりな
575 がら変更する。 576 がら変更する。
576 577
577 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 578 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
591 3. (,),[,],{, もしくは } 上にカーソルがある状態で % をタイプすると対になる文 592 3. (,),[,],{, もしくは } 上にカーソルがある状態で % をタイプすると対になる文
592 字へ移動します。 593 字へ移動します。
593 594
594 4. 現在行の最初の old を new に置換する。 :s/old/new 595 4. 現在行の最初の old を new に置換する。 :s/old/new
595 現在行の全ての old を new に置換する。 :s/old/new/g 596 現在行の全ての old を new に置換する。 :s/old/new/g
596 2つの # 間で語句を置換する。 :#,#s/old/new/g 597 2つの # 行の間で語句を置換する。 :#,#s/old/new/g
597 ファイルの中の全ての検索語句を置換する。 :%s/old/new/g 598 ファイルの中の全ての検索語句を置換する。 :%s/old/new/g
598 'c' を加えると置換の度に確認を求める。 :%s/old/new/gc 599 'c' を加えると置換の度に確認を求める。 :%s/old/new/gc
599 600
600 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 601 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
601 レッスン 5.1: 外部コマンドを実行する方法 602 レッスン 5.1: 外部コマンドを実行する方法
602 603
603 604
604 ** :! の後に実行する外部コマンドをタイプします ** 605 ** :! の後に実行する外部コマンドをタイプします。 **
605 606
606 1. 画面の最下部にカーソルが移動するよう、慣れ親しんだ : をタイプしましょう。 607 1. 画面の最下部にカーソルが移動するよう、慣れ親しんだ : をタイプしましょう。
607 これでコマンドがタイプできる様になります。 608 これでコマンドライン命令がタイプできる様になります。
608 609
609 2. ここで ! という文字(感嘆符)をタイプしましょう。 610 2. ここで ! という文字(感嘆符)をタイプしましょう。
610 これで外部シェルコマンドが実行できる様になります。 611 これで外部シェルコマンドが実行できる様になります。
611 612
612 3. 例として ! に続けて ls とタイプし <ENTER> を押しましょう。 613 3. 例として ! に続けて ls とタイプし <ENTER> を押しましょう。
622 623
623 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 624 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
624 レッスン 5.2: その他のファイルへ書き込み 625 レッスン 5.2: その他のファイルへ書き込み
625 626
626 627
627 ** ファイルへ変更を保存するには :w ファイル名 とタイプします ** 628 ** ファイルへ変更を保存するには :w ファイル名 とタイプします。 **
628 629
629 1. ディレクトリの一覧を得るために :!dir もしくは :!ls とタイプしましょう。 630 1. ディレクトリの一覧を得るために :!dir もしくは :!ls とタイプしましょう。
630 このあと <ENTER> を押すのは既にご存知ですね。 631 このあと <ENTER> を押すのは既にご存知ですね。
631 632
632 2. TEST のように、そのディレクトリに無いファイル名を一つ選びます。 633 2. TEST のように、そのディレクトリに無いファイル名を一つ選びます。
633 634
634 3. では :w TEST とタイプしましょう (TEST は、選んだファイル名です)。 635 3. では :w TEST とタイプしましょう (TEST は、選んだファイル名です)。
635 636
636 4. これによりファイル全体が TEST という名前で保存されます。 637 4. これによりファイル全体が TEST という名前で保存されます。
637 もう一度 :!dir もしくは :!ls とタイプして確認してみましょう。 638 もう一度 :!dir もしくは :!ls とタイプしてディレクトリを確認してみましょう。
638 639
639 NOTE: ここで Vim を終了し、ファイル名 TEST と共に起動すると、保存した時の 640 NOTE: ここで Vim を終了し、ファイル名 TEST と共に起動すると、保存した時の
640 チュートリアルの複製ができ上がるはずです。 641 チュートリアルの複製ができ上がるはずです。
641 642
642 5. さらに、次のようにタイプしてファイルを消しましょう(Windows): :!del TEST 643 5. さらに、次のようにタイプしてファイルを消しましょう(Windows): :!del TEST
645 646
646 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 647 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
647 レッスン 5.3: 選択した書き込み 648 レッスン 5.3: 選択した書き込み
648 649
649 650
650 ** ファイルの位置を保存するには、v モーションと :w FILENAME をタイプします。 ** 651 ** ファイルの一部を保存するには、v モーションと :w FILENAME をタイプします。 **
651 652
652 1. この行にカーソルを移動します。 653 1. この行にカーソルを移動します。
653 654
654 2. v を押し、以下の第5項目にカーソルを移動します。テキストが強調表示されるの 655 2. v を押し、以下の第5項目にカーソルを移動します。テキストが強調表示されるの
655 に注目して下さい。 656 に注目して下さい。
658 659
659 4. w TEST (TEST は存在しないファイル名)をタイプします。 660 4. w TEST (TEST は存在しないファイル名)をタイプします。
660 <ENTER> を押す前に :'<,'>w TEST となっていることを確認して下さい。 661 <ENTER> を押す前に :'<,'>w TEST となっていることを確認して下さい。
661 662
662 5. Vim は TEST というファイルに選択された行を書き込むでしょう。 663 5. Vim は TEST というファイルに選択された行を書き込むでしょう。
663 !dir もしくは !ls でそれを確認します。 664 :!dir もしくは :!ls でそれを確認します。
664 それは削除しないでおいて下さい。次のレッスンで使用します。 665 それは削除しないでおいて下さい。次のレッスンで使用します。
665 666
666 NOTE: v を押すと、Visual 選択が始まります。カーソルを動かすことで、選択範囲を 667 NOTE: v を押すと、Visual 選択が始まります。カーソルを動かすことで、選択範囲を
667 大きくも小さくもできます。さらに、その選択範囲に対してオペレータを適用 668 大きくも小さくもできます。さらに、その選択範囲に対してオペレータを適用
668 きます。例えば d はテキストを削除します。 669 できます。例えば d はテキストを削除します。
669 670
670 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 671 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
671 レッスン 5.4: ファイルの取込と合併 672 レッスン 5.4: ファイルの取込と合併
672 673
673 674
674 ** ファイルの中身を挿入するには :r ファイル名 とタイプします ** 675 ** ファイルの中身を挿入するには :r ファイル名 とタイプします。 **
675 676
676 1. カーソルを以下の行に合わせます。 677 1. カーソルをこの行のすぐ上に合わせます。
677 678
678 NOTE: ステップ 2 の実行後、レッスン 5.3 のテキストが現れます。下に下がってこ 679 NOTE: ステップ 2 の実行後、レッスン 5.3 のテキストが現れます。下に下がってこ
679 のレッスンに移動しましょう。 680 のレッスンに移動しましょう。
680 681
681 2. では TEST というファイルを :r TEST というコマンドで読み込みましょう。 682 2. では TEST というファイルを :r TEST というコマンドで読み込みましょう。
682 ここでいう TEST は使うファイルの名前のことです。 683 ここでいう TEST は使うファイルの名前のことです。
683 読み込まれたファイルは、カーソル行の下にあります。 684 読み込まれたファイルは、カーソル行の下にあります。
684 685
685 3. 取込んだファイルを確認してみましょう。カーソルを戻すと、レッスン5.3 の 686 3. 取り込んだファイルを確認してみましょう。カーソルを戻すと、レッスン5.3 の
686 オリジナルとファイルによるものの2つがあることがわかります。 687 オリジナルとファイルによるものの2つがあることがわかります。
687 688
688 NOTE: 外部コマンドの出力を読み込むことも出来ます。例えば、 689 NOTE: 外部コマンドの出力を読み込むこともできます。例えば、
689 :r !ls は ls コマンドの出力をカーソル以下に読み込みます。 690 :r !ls は ls コマンドの出力をカーソル以下に読み込みます。
690 691
691 692
692
693 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 693 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
694 レッスン 5 要約 694 レッスン 5 要約
695 695
696 696
697 1. :!command によって 外部コマンドを実行します。 697 1. :!command によって 外部コマンドを実行する。
698 698
699 よく使う例: 699 よく使う例:
700 (Windows) (Unix) 700 (Windows) (Unix)
701 :!dir :!ls - ディレクトリ内の一覧を見る。 701 :!dir :!ls - ディレクトリ内の一覧を見る。
702 :!del FILENAME :!rm FILENAME - ファイルを削除する。 702 :!del FILENAME :!rm FILENAME - ファイルを削除する。
715 715
716 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 716 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
717 レッスン 6.1: オープンコマンド 717 レッスン 6.1: オープンコマンド
718 718
719 719
720 ** o をタイプすると、カーソルの下の行が開き、挿入モードに入ります ** 720 ** o をタイプすると、カーソルの下の行が開き、挿入モードに入ります。 **
721 721
722 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。 722 1. 以下の ---> と示された最初の行にカーソルを移動しましょう。
723 723
724 2. o (小文字) をタイプして、カーソルの下の行を開き、挿入モードに入ります。 724 2. o (小文字) をタイプして、カーソルの下の行を開き、挿入モードに入ります。
725 725
726 3. さらに挿入モードを終了する為に <ESC> をタイプします。 726 3. いくつか文字をタイプしてから、挿入モードを終了する為に <ESC> を
727 タイプします。
727 728
728 ---> o をタイプするとカーソルは開いた行へ移動し挿入モードに入ります。 729 ---> o をタイプするとカーソルは開いた行へ移動し挿入モードに入ります。
729 730
730 4. カーソルの上の行に挿入するには、小文字の o ではなく、単純に大文字の O 731 4. カーソルの上の行に挿入するには、小文字の o ではなく、単純に大文字の O
731 をタイプします。次の行で試してみましょう。 732 をタイプします。次の行で試してみましょう。
733 ---> この行の上へ挿入するには、この行へカーソルを置いて O をタイプします。 734 ---> この行の上へ挿入するには、この行へカーソルを置いて O をタイプします。
734 735
735 736
736 737
737 738
738
739 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 739 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
740 レッスン 6.2: 追加コマンド 740 レッスン 6.2: 追加コマンド
741 741
742 742
743 ** カーソルの次の位置からテキストを追加するには a とタイプします ** 743 ** カーソルの次の位置からテキストを追加するには a とタイプします。 **
744 744
745 1. カーソルを ---> で示された最初の行へ移動しましょう。 745 1. カーソルを ---> で示された最初の行へ移動しましょう。
746 746
747 2. e を押して li の終端部までカーソルを移動します。 747 2. e を押して li の終端部までカーソルを移動します。
748 748
761 761
762 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 762 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
763 レッスン 6.3: その他の置換方法 763 レッスン 6.3: その他の置換方法
764 764
765 765
766 ** 1文字以上を置き換えるには大文字の R とタイプしましょう ** 766 ** 1文字以上を置き換えるには大文字の R とタイプしましょう。 **
767 767
768 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動します。最初の xxx の先頭に移動し 768 1. 以下の ---> と示された行にカーソルを移動します。最初の xxx の先頭に移動し
769 ます。 769 ます。
770 770
771 2. R を押して、2行目の数値をタイプすることで、xxx が置換されます。 771 2. R を押して、2行目の数値をタイプすることで、xxx が置換されます。
779 ---> Adding 123 to 456 gives you 579. 779 ---> Adding 123 to 456 gives you 579.
780 780
781 NOTE: 置換モードは挿入モードに似ていますが、全てのタイプされた文字は既存の文字 781 NOTE: 置換モードは挿入モードに似ていますが、全てのタイプされた文字は既存の文字
782 を削除します。 782 を削除します。
783 783
784
785 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 784 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
786 レッスン 6.4: テキストのコピーとペースト 785 レッスン 6.4: テキストのコピーとペースト
787 786
788 787
789 ** テキストのコピーにはオペレータ y を、ペーストには p を使います ** 788 ** テキストのコピーにはオペレータ y を、ペーストには p を使います。 **
790 789
791 1. ---> と示された行へ移動し、カーソルを "a)" の後に置いておきます。 790 1. ---> と示された行へ移動し、カーソルを "a)" の後に置いておきます。
792 791
793 2. v でビジュアルモードを開始し、"first" の手前までカーソルを移動します。 792 2. v でビジュアルモードを開始し、"first" の手前までカーソルを移動します。
794 793
802 移動し、 p でテキストをそこに put します。 801 移動し、 p でテキストをそこに put します。
803 802
804 ---> a) this is the first item. 803 ---> a) this is the first item.
805 b) 804 b)
806 805
807 NOTE: 単語を1つ yank するのに y をオペレータとして yw とすることも出来ます。 806 NOTE: y をオペレータとして使うこともできます。yw は単語を1つ yank します。
807 yy は行を1つ yank し、p でその行を put します。
808 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 808 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
809 レッスン 6.5: オプションの設定 809 レッスン 6.5: オプションの設定
810 810
811 811
812 ** 検索や置換の際に大文字/小文字を無視するには、オプションを設定します ** 812 ** 検索や置換の際に大文字/小文字を無視するには、オプションを設定します。 **
813 813
814 1. 次の様に入力して 'ignore' を検索しましょう: /ignore <ENTER> 814 1. 次の様に入力して 'ignore' を検索しましょう: /ignore <ENTER>
815 n を押して何度か検索を繰り返します。 815 n を押して何度か検索を繰り返します。
816 816
817 2. 次の様に入力して 'ic' (Ignore Case の略) オプションを設定します: :set ic 817 2. 次の様に入力して 'ic' (Ignore Case の略) オプションを設定します: :set ic
824 5. 検索コマンドを再入力して、何が起こるか見てみましょう: /ignore <ENTER> 824 5. 検索コマンドを再入力して、何が起こるか見てみましょう: /ignore <ENTER>
825 825
826 6. 大文字小文字の区別を無効にするには次の様に入力します: :set noic 826 6. 大文字小文字の区別を無効にするには次の様に入力します: :set noic
827 827
828 NOTE: マッチの強調表示をやめるには次の様に入力します: :nohlsearch 828 NOTE: マッチの強調表示をやめるには次の様に入力します: :nohlsearch
829 NOTE: 1つの検索コマンドだけ大文字小文字の区別をやめたいならば、フレーズに \c 829 NOTE: 1つの検索コマンドだけ大文字小文字の区別をやめたいならば、語句内で \c
830 を使用します: /ignore\c <ENTER> 830 を使用します: /ignore\c <ENTER>
831 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 831 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
832 レッスン 6 要約 832 レッスン 6 要約
833 833
834 1. o をタイプするとカーソルの下の行を開けて、そこで挿入モードになる。 834 1. o をタイプするとカーソルの下の行を開けて、そこで挿入モードになる。
835 O (大文字) をタイプするとカーソルの上の行で挿入モードになる。 835 O (大文字) をタイプするとカーソルの上の行で挿入モードになる。
836 836
837 2. カーソル上の文字の次からテキストを追加するには a とタイプする。 837 2. カーソル上の文字の次からテキストを追加するには a とタイプする。
838 行末に自動でテキストを挿入するには大文字 A をタイプする。 838 行末にテキストを挿入するには大文字 A をタイプする。
839 839
840 3. e コマンドは単語の終端部カーソルを移動する。 840 3. e コマンドは単語の終端にカーソルを移動する。
841 841
842 4. y オペレータはテキストを yank (コピー)し、p はそれを put (ペースト)する。 842 4. y オペレータはテキストを yank (コピー)し、p はそれを put (ペースト)する。
843 843
844 5. 大文字の R をタイプすると置換モードに入り、<ESC>を押すと抜ける。 844 5. 大文字の R をタイプすると置換モードに入り、<ESC> を押すと抜ける。
845 845
846 6. ":set xxx" とタイプするとオプション "xxx" が設定される。 846 6. ":set xxx" とタイプするとオプション "xxx" が設定される。
847 'ic' 'ignorecase' 検索時に大文字小文字の区別しない 847 'ic' 'ignorecase' 検索時に大文字小文字の区別しない
848 'is' 'incsearch' 検索フレーズに部分マッチしている部分を表示する 848 'is' 'incsearch' 検索フレーズに部分マッチしている部分を表示する
849 'hls' 'hlsearch' マッチするすべてを強調表示する 849 'hls' 'hlsearch' マッチするすべてを強調表示する
850 長い方、短い方、どちらのオプション名でも使用できます。 850 長い方、短い方、どちらのオプション名でも使用できます。
851 851
852 7. オプションを無効にするには "no" を付与します: :set noic 852 7. オプションを無効にするには "no" を付与する: :set noic
853 853
854 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 854 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
855 レッスン 7.1: オンラインヘルプコマンド 855 レッスン 7.1: オンラインヘルプコマンド
856 856
857 857
881 881
882 Vim には Vi よりも多くの特徴を踏まえていますが、そのほとんどは初期状態にて 882 Vim には Vi よりも多くの特徴を踏まえていますが、そのほとんどは初期状態にて
883 使用不可となっています。より多くの特徴を使いはじめるには "vimrc" ファイル 883 使用不可となっています。より多くの特徴を使いはじめるには "vimrc" ファイル
884 を作成します。 884 を作成します。
885 885
886 1. "vimrc" ファイルの編集を開始する。これはシステムに依存します。 886 1. "vimrc" ファイルの編集を開始します。これはシステムに依存します。
887 :edit ~/.vimrc UNIX 向け 887 :e ~/.vimrc UNIX 向け
888 :edit ~/_vimrc Windows 向け 888 :e ~/_vimrc Windows 向け
889 889
890 2. ここでサンプルの "vimrc" を読み込みます。 890 2. ここでサンプルの "vimrc" を読み込みます。
891 :read $VIMRUNTIME/vimrc_example.vim 891 :r $VIMRUNTIME/vimrc_example.vim
892 892
893 3. 以下のようにファイルへ書き込みます。 893 3. 以下のようにファイルへ書き込みます。
894 :write 894 :w
895 895
896 次回 Vim を起動すると、色づけ構文が使えるようになるでしょう。 896 次回 Vim を起動すると、色づけ構文が使えるようになるでしょう。
897 この "vimrc" ファイルへ、お好みの設定を追加することができます。 897 この "vimrc" ファイルへ、お好みの設定を追加することができます。
898 より多くの情報を得るには :help vimrc-intro とタイプします。 898 より多くの情報を得るには :help vimrc-intro とタイプします。
899 899
905 905
906 1. 互換モードでないことを確認します: :set nocp 906 1. 互換モードでないことを確認します: :set nocp
907 907
908 2. 現在のディレクトリに在るファイルを :!ls か :!dir で確認します。 908 2. 現在のディレクトリに在るファイルを :!ls か :!dir で確認します。
909 909
910 3. コマンドの開始をタイプします: :e 910 3. コマンドの先頭をタイプします: :e
911 911
912 4. CTRL-D を押すと Vim は "e" から始まるコマンドの一覧を表示します。 912 4. CTRL-D を押すと Vim は "e" から始まるコマンドの一覧を表示します。
913 913
914 5. d<TAB> とタイプすると Vim は ":edit" というコマンド名を補完します。 914 5. d<TAB> とタイプすると Vim は ":edit" というコマンド名を補完します。
915 915