Mercurial > vim
annotate runtime/doc/vim-ja.UTF-8.1 @ 22137:faaf88167b58 v8.2.1618
patch 8.2.1618: Vim9: cannot pass "true" to setloclist()
Commit: https://github.com/vim/vim/commit/401f0c07982247cc6d1cd22be08b05c44f7fd040
Author: Bram Moolenaar <Bram@vim.org>
Date: Sat Sep 5 22:37:39 2020 +0200
patch 8.2.1618: Vim9: cannot pass "true" to setloclist()
Problem: Vim9: cannot pass "true" to setloclist().
Solution: Use dict_get_bool(). (closes https://github.com/vim/vim/issues/6882)
author | Bram Moolenaar <Bram@vim.org> |
---|---|
date | Sat, 05 Sep 2020 22:45:03 +0200 |
parents | 2a4a2dc35c55 |
children | b19230a8d40a |
rev | line source |
---|---|
5178 | 1 .TH VIM 1 "2006 Apr 11" |
2 .SH 名前 | |
3 vim \- Vi IMproved, プログラマのテキストエディタ | |
4 .SH 書式 | |
5 .br | |
6 .B vim | |
7 [options] [file ..] | |
8 .br | |
9 .B vim | |
10 [options] \- | |
11 .br | |
12 .B vim | |
13 [options] \-t tag | |
14 .br | |
15 .B vim | |
16 [options] \-q [errorfile] | |
17 .PP | |
18 .br | |
19 .B ex | |
20 .br | |
21 .B view | |
22 .br | |
23 .B gvim | |
24 .B gview | |
25 .B evim | |
26 .B eview | |
27 .br | |
28 .B rvim | |
29 .B rview | |
30 .B rgvim | |
31 .B rgview | |
32 .SH 説明 | |
33 .B Vim | |
34 は Vi 互換のテキストエディタです。 | |
35 どのような種類のプレインテキストでも編集できます。 | |
36 特に、プログラムの編集に力を発揮します。 | |
37 .PP | |
38 Vi に多くの改良が加えられています: | |
14372 | 39 多段アンドゥ、マルチウィンドウ、マルチバッファ、構文強調表示、コマンドライン編集、ファイル名補完、ヘルプ、ビジュアル選択、などなど。 |
5178 | 40 .B Vim |
41 と Vi の違いについての要約は ":help vi_diff.txt" を参照してください。 | |
42 .PP | |
43 .B Vim | |
44 の実行中は ":help" コマンドでヘルプを引くことができます。 | |
45 下記、オンラインヘルプの項を参照してください。 | |
46 .PP | |
47 .B Vim | |
48 は次のようなコマンドで起動できます。 | |
49 .PP | |
50 vim file | |
51 .PP | |
52 正確な書式は次の通りです: | |
53 .PP | |
54 vim [options] [filelist] | |
55 .PP | |
56 filelist を省略した場合は、空のバッファが開かれます。 | |
57 指定した場合は、以下の四つのうちどれか一つの方法でファイルが開かれます。 | |
58 .TP 12 | |
59 file .. | |
60 ファイルのリスト。 | |
61 一番目のファイルがカレントファイルになり、バッファに読み込まれます。 | |
62 カーソルは、バッファの一行目に置かれます。 | |
63 他のファイルを表示するには ":next" コマンドを使ってください。 | |
64 ファイル名がダッシュで始まるファイルを開く場合は、 | |
65 filelist の前に "\-\-" を指定してください。 | |
66 .TP | |
67 \- | |
14372 | 68 ファイルは標準入力から読み込まれます。コマンドは標準エラー |
69 (ttyからの入力になっているはず) から読み込まれます。 | |
5178 | 70 .TP |
71 \-t {tag} | |
72 開くファイルとカーソルの初期位置は "tag" に依存します。goto label の一種です。 | |
14372 | 73 tags ファイルから {tag} が検索され、関連したファイルがカレントファイルになります。 |
74 そして、関連したコマンドが実行されます。 | |
75 これは主に C 言語のファイルを開くときに使われます。 | |
76 その場合 {tag} に関数などを指定して使います。 | |
77 関数を含んでいるファイルが開かれ、その関数の先頭にカーソルが移動する、という動作になります。 | |
5178 | 78 詳しくは ":help tag\-commands" を参照してください。 |
79 .TP | |
80 \-q [errorfile] | |
81 クイックフィックスモードで起動します。 | |
82 [errorfile] に指定したファイルが読み込まれ、最初のエラーが表示されます。 | |
14372 | 83 [errorfile] を省略した場合は、オプション 'errorfile' が使われます |
84 (初期設定は、Amiga では "AztecC.Err"、その他のシステムでは "errors.err" です)。 | |
5178 | 85 ":cn" コマンドで次のエラーにジャンプできます。 |
86 詳しくは ":help quickfix" を参照してください。 | |
87 .PP | |
88 .B Vim | |
89 は、起動されたときの実行ファイルの名前によって動作を変えます | |
90 (実行ファイルの実体が同じであっても)。 | |
91 .TP 10 | |
92 vim | |
93 "普通" に起動します。標準の状態です。 | |
94 .TP | |
95 ex | |
96 Ex モードで起動します。 | |
97 ノーマルモードに切り替えるには ":vi" コマンドを使ってください。 | |
98 引数に "\-e" を指定した場合と同じです。 | |
99 .TP | |
100 view | |
101 読み込み専用モードで起動します。ファイルの保存が制限されます。 | |
102 引数に "\-R" を指定した場合と同じです。 | |
103 .TP | |
104 gvim gview | |
105 GUI バージョン。 | |
106 新しいウィンドウを開いて起動します。 | |
107 引数に "\-g" を指定した場合と同じです。 | |
108 .TP | |
109 evim eview | |
110 簡易モードの GUI バージョン。 | |
111 新しいウィンドウを開いて起動します。 | |
112 引数に "\-y" を指定した場合と同じです。 | |
113 .TP | |
114 rvim rview rgvim rgview | |
115 上記と同じですが、制限モードで起動します。シェルコマンドを実行したり、 | |
116 .B Vim | |
117 をサスペンドしたりできなくなります。 | |
118 引数に "\-Z" を指定した場合と同じです。 | |
119 .SH オプション | |
120 ファイル名の前でも後ろでも、好きな順番でオプションを指定できます。 | |
121 パラメータを必要としない引数は、一つのダッシュにまとめて指定できます。 | |
122 .TP 12 | |
123 +[num] | |
124 一番目のファイルの "num" 行目にカーソルを移動します。 | |
125 "num" を省略した場合は、一行目にカーソルが移動します。 | |
126 .TP | |
127 +/{pat} | |
128 一番目のファイルの、最初に {pat} が見つかった行にカーソルが移動します。 | |
129 検索パターンについては ":help search\-pattern" を参照してください。 | |
130 .TP | |
131 +{command} | |
132 .TP | |
133 \-c {command} | |
134 一番目のファイルが読み込まれた後に {command} が実行されます。 | |
135 {command} は Ex コマンドとして解釈されます。 | |
136 {command} に空白を含める場合は、ダブルクォートで囲んでください (シェルに依存)。 | |
137 例: vim "+set si" main.c | |
138 .br | |
139 Note: "+" と "\-c" は合わせて 10 個まで指定できます。 | |
140 .TP | |
141 \-S {file} | |
142 一番目のファイルが読み込まれた後に {file} が実行されます。 | |
143 これは \-c "source {file}" と同じ動作です。 | |
144 {file} の先頭が '\-' の場合は使えません。 | |
14372 | 145 {file} が省略された場合は、"Session.vim" が使われます |
146 (ただし \-S が最後の引数だった場合のみ)。 | |
5178 | 147 .TP |
148 \-\-cmd {command} | |
149 "\-c" と同じですが、vimrc を処理する前にコマンドが実行されます。 | |
150 これらのコマンドは "\-c" コマンドとは別に、10 個まで指定できます。 | |
151 .TP | |
152 \-A | |
14372 | 153 アラビア語がサポートされていて、アラビア語キーマップがある場合は、アラビア語モードで起動します ('arabic' がオンになります)。 |
5178 | 154 右横書きのファイルを編集できます。 |
155 サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。 | |
156 .TP | |
157 \-b | |
158 バイナリモード。 | |
7876
93f747af7b58
commit https://github.com/vim/vim/commit/5e9b2fa9bb0e6061cf18457c173cd141a5dc9c92
Christian Brabandt <cb@256bit.org>
parents:
5178
diff
changeset
|
159 バイナリファイルを編集するためのオプションがいくつか設定されます。 |
5178 | 160 .TP |
161 \-C | |
162 互換モード。'compatible' オプションがオンになります。 | |
163 .vimrc ファイルの有無に関わらず、 | |
164 .B Vim | |
165 の動作が Vi 互換になります。 | |
166 .TP | |
167 \-d | |
168 差分モードで起動します。 | |
169 二つか三つの四つのファイルを引数に指定してください。 | |
170 指定されたファイルが開かれ、それらのファイルの差分が表示されます。 | |
171 vimdiff(1) と同様の動作です。 | |
172 .TP | |
173 \-d {device} | |
174 {device} を端末として開きます。 | |
175 Amiga でのみ使います。 | |
176 例: | |
177 "\-d con:20/30/600/150". | |
178 .TP | |
179 \-D | |
14372 | 180 デバッグ。 |
181 スクリプトの最初のコマンドが実行されるところからデバッグモードを開始します。 | |
5178 | 182 .TP |
183 \-e | |
184 Ex モードで起動します。 | |
185 実行ファイルの名前が "ex" の場合と同じです。 | |
186 .TP | |
187 \-E | |
188 改良版 Ex モードで起動します。 | |
189 実行ファイルの名前が "exim" の場合と同じです。 | |
190 .TP | |
191 \-f | |
192 フォアグラウンド。GUI バージョンで、プロセスをフォークしなくなります。 | |
193 Amiga の場合は、新しいウィンドウで再起動しなくなります。 | |
194 メールソフトなどから | |
195 .B Vim | |
196 を起動して、編集が終わるまで待機したいような場合に使ってください。 | |
197 Amiga では、":sh" と "!" コマンドは機能しなくなります。 | |
198 .TP | |
199 \-\-nofork | |
200 フォアグラウンド。GUI バージョンで、プロセスをフォークしなくなります。 | |
201 .TP | |
202 \-F | |
14372 | 203 ペルシア語がサポートされていて、ペルシア語キーマップがある場合は、ペルシア語モードで起動します ('fkmap' と 'rightleft' がオンになります)。 |
5178 | 204 右横書きのファイルを編集できます。 |
205 サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。 | |
206 .TP | |
207 \-g | |
208 GUI がサポートされている場合は、GUI で起動します。 | |
209 サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。 | |
210 .TP | |
211 \-h | |
212 コマンドライン引数やオプションのヘルプを表示して終了します。 | |
213 .TP | |
214 \-H | |
14372 | 215 ヘブライ語がサポートされていて、ヘブライ語キーマップがある場合は、ヘブライ語モードで起動します ('hkmap' と 'rightleft' がオンになります)。 |
5178 | 216 右横書きのファイルを編集できます。 |
217 サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。 | |
218 .TP | |
219 \-i {viminfo} | |
14372 | 220 viminfo ファイルを使う設定になっている場合は、初期設定の "~/.viminfo" |
221 の代わりに、指定されたファイルを設定します。 | |
5178 | 222 "NONE" を指定すると、.viminfo ファイルを使わないように設定できます。 |
223 .TP | |
224 \-L | |
225 \-r と同じです。 | |
226 .TP | |
227 \-l | |
228 lisp モード。 | |
229 オプションの 'lisp' と 'showmatch' がオンになります。 | |
230 .TP | |
231 \-m | |
232 ファイルの変更を不可能にします。 | |
233 オプション 'write' がオフになります。 | |
234 バッファを変更することはできますが、ファイルを保存することはできません。 | |
235 .TP | |
236 \-M | |
14372 | 237 変更を不可能にします。 |
238 オプションの 'modifiable' と 'write' がオフになり、ファイルの変更と保存ができなくなります。 | |
5178 | 239 Note: それらのオプションを設定すれば変更できるようになります。 |
240 .TP | |
241 \-N | |
242 非互換モード。'compatible' オプションがオフになります。 | |
243 .vimrc ファイルの有無に関わらず、 | |
244 .B Vim | |
245 の改良された機能が有効になります。Vi との互換性が少し失われます。 | |
246 .TP | |
247 \-n | |
248 スワップファイルを使用しません。 | |
249 クラッシュしてもリカバリできなくなります。 | |
14372 | 250 フロッピーディスクのような非常に低速なメディアのファイルを読み書きするときに便利です。 |
5178 | 251 ":set uc=0" と設定しても同じです。 |
252 戻すには ":set uc=200" と設定してください。 | |
253 .TP | |
254 \-nb | |
255 NetBeans と接続し、エディタサーバーになります。 | |
256 詳しくはヘルプを参照してください。 | |
257 .TP | |
258 \-o[N] | |
259 N 個のウィンドウを水平分割で開きます。 | |
260 N を省略した場合は、引数のファイルを個別のウィンドウで開きます。 | |
261 .TP | |
262 \-O[N] | |
263 N 個のウィンドウを垂直分割で開きます。 | |
264 N を省略した場合は、引数のファイルを個別のウィンドウで開きます。 | |
265 .TP | |
266 \-p[N] | |
267 N 個のタブページを開きます。 | |
268 N を省略した場合は、引数のファイルを個別のタブページで開きます。 | |
269 .TP | |
270 \-R | |
271 読み込み専用モード。 | |
272 オプション 'readonly' がオンになります。 | |
14372 | 273 バッファを変更することはできますが、間違ってファイルを上書きしてしまうのを防ぐことができます。 |
274 ファイルを保存したい場合は、":w!" のように、Ex コマンドに感嘆符を付けてください。 | |
13967
acc62d455f90
Runtime file and translation updates.
Christian Brabandt <cb@256bit.org>
parents:
7876
diff
changeset
|
275 \-R オプションは \-n オプションの効果も含んでいます (上記参照)。 |
5178 | 276 オプション 'readonly' は ":set noro" でオフにできます。 |
277 詳しくは ":help 'readonly'" を参照してください。 | |
278 .TP | |
279 \-r | |
280 スワップファイルの一覧を表示します。リカバリに関する情報も表示されます。 | |
281 .TP | |
282 \-r {file} | |
283 リカバリモード。 | |
284 スワップファイルを使って、クラッシュした編集セッションを復活させます。 | |
285 スワップファイルは、ファイル名に ".swp" を加えた名前のファイルです。 | |
286 詳しくは ":help recovery" を参照してください。 | |
287 .TP | |
288 \-s | |
289 サイレントモード。"ex" という名前で起動するか、"\-e" オプションの後で | |
290 "\-s" オプションが指定された場合のみ。 | |
291 .TP | |
292 \-s {scriptin} | |
293 {scriptin} をスクリプトファイルとして読み込まれます。 | |
294 ファイル中の文字列は、手で入力したときと同じように処理されます。 | |
295 これは ":source! {scriptin}" と同じ動作です。 | |
14372 | 296 エディタが終了する前にファイルの終わりまで読み込んだ場合、それ以降はキーボードから入力を読み込みます。 |
5178 | 297 .TP |
298 \-T {terminal} | |
299 端末の名前を指定します。 | |
300 端末が自動的に認識されない場合に使ってください。 | |
14372 | 301 .B Vim |
302 が組み込みでサポートしている名前か、 | |
5178 | 303 termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定してください。 |
304 .TP | |
305 \-u {vimrc} | |
306 {vimrc} ファイルを使って初期化します。 | |
307 他の初期化処理はスキップされます。 | |
308 特殊なファイルを編集する場合などに使ってください。 | |
309 すべての初期化をスキップするには "NONE" を指定してください。 | |
310 詳しくは ":help initialization" を参照してください。 | |
311 .TP | |
312 \-U {gvimrc} | |
313 {gvimrc} ファイルを使って GUI を初期化します。 | |
314 他の GUI の初期化はスキップされます。 | |
315 すべての GUI の初期化をスキップするには "NONE" を指定してください。 | |
316 詳しくは ":help gui\-init" を参照してください。 | |
317 .TP | |
318 \-V[N] | |
14372 | 319 冗長モード。 |
320 スクリプトファイルを実行したり viminfo ファイルを読み書きするたびにメッセージを表示します。 | |
321 N に指定した数値が 'verbose' に設定されます。 | |
5178 | 322 省略した場合は 10 になります。 |
323 .TP | |
324 \-v | |
325 Vi モードで起動します。 | |
326 実行ファイルの名前が "vi" の場合と同じです。 | |
327 実行ファイルの名前が "ex" の場合だけ効果があります。 | |
328 .TP | |
329 \-w {scriptout} | |
330 入力した文字を {scriptout} に記録します。 | |
14372 | 331 "vim \-s" や "source!" で実行するためのスクリプトファイルを作成するのに便利です。 |
5178 | 332 {scriptout} ファイルがすでに存在した場合は追加保存されます。 |
333 .TP | |
334 \-W {scriptout} | |
335 \-w と同じですが、ファイルがすでに存在した場合は上書きされます。 | |
336 .TP | |
337 \-x | |
338 ファイルを暗号化して書き込みます。暗号化キーの入力プロンプトが表示されます。 | |
339 .TP | |
340 \-X | |
341 X サーバーと通信しません。端末での起動時間を短くできます。 | |
342 しかし、ウィンドウタイトルの変更やクリップボードは使えなくなります。 | |
343 .TP | |
344 \-y | |
345 簡易モードで起動します。 | |
346 実行ファイルの名前が "evim" や "eview" の場合と同じです。 | |
347 .B Vim | |
348 の動作がモードレスエディタ (click-and-type editor) のようになります。 | |
349 .TP | |
350 \-Z | |
351 制限モード。 | |
352 実行ファイルの名前が "r" で始まっている場合と同じです。 | |
353 .TP | |
354 \-\- | |
355 オプション指定の末尾を示す記号です。 | |
356 これ以降の引数はすべてファイル名として扱われます。 | |
357 ファイル名が '\-' で始まっているファイルを開くときに使ってください。 | |
358 .TP | |
359 \-\-echo\-wid | |
360 GTK GUI のみ: Window ID を標準出力に出力します。 | |
361 .TP | |
362 \-\-help | |
363 ヘルプを表示して終了します。"\-h" と同じです。 | |
364 .TP | |
365 \-\-literal | |
14372 | 366 引数のファイル名をリテラル文字列として扱います。ワイルドカードを展開しません。 |
367 Unix のように、シェルがワイルドカードを展開する場合は機能しません。 | |
5178 | 368 .TP |
369 \-\-noplugin | |
370 プラグインをロードしません。\-u NONE はこの動作を含んでいます。 | |
371 .TP | |
372 \-\-remote | |
373 Vim サーバーと通信し、引数に指定されたファイルを Vim サーバーで開きます。 | |
14372 | 374 サーバーが存在しない場合は、エラーメッセージを表示され、起動中の Vim でファイルが開かれます。 |
5178 | 375 .TP |
376 \-\-remote\-expr {expr} | |
14372 | 377 Vim サーバーと通信し、{expr} に与えられた式を Vim サーバーで実行し、結果を標準出力に出力します。 |
5178 | 378 .TP |
379 \-\-remote\-send {keys} | |
380 Vim サーバーと通信し、{keys} に与えられたキーを Vim サーバーに送信します。 | |
381 .TP | |
382 \-\-remote\-silent | |
14372 | 383 \-\-remote と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表示しません。 |
5178 | 384 .TP |
385 \-\-remote\-wait | |
386 \-\-remote と同じですが、ファイルが開かれるのを確認できるまで待機します。 | |
387 .TP | |
388 \-\-remote\-wait\-silent | |
14372 | 389 \-\-remote\-wait と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表示しません。 |
5178 | 390 .TP |
391 \-\-serverlist | |
392 Vim サーバーの一覧を表示します。 | |
393 .TP | |
394 \-\-servername {name} | |
14372 | 395 サーバーの名前を {name} に設定します。 |
396 \-\-remote 引数を指定しなかった場合は、起動中の Vim の名前として使われるので、後からその名前を使ってサーバー通信できます。 | |
5178 | 397 .TP |
398 \-\-socketid {id} | |
14372 | 399 GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンドウの中で実行します。 |
5178 | 400 .TP |
401 \-\-version | |
402 バージョン情報を表示して終了します。 | |
403 .SH オンラインヘルプ | |
404 ヘルプを開くには、 | |
405 .B Vim | |
406 の中で ":help" と入力してください。 | |
407 ":help 調べたい項目" と入力すれば、指定した項目のヘルプが表示されます。 | |
408 例: "ZZ" コマンドのヘルプを表示するには ":help ZZ" と入力します。 | |
409 <Tab> や CTRL\-D を使って補完することもできます | |
410 (":help cmdline\-completion" 参照)。 | |
411 ヘルプには、項目から項目へジャンプできるようにタグが埋め込まれています | |
412 (ハイパーリンクのようなものです。":help" 参照)。 | |
413 すべてのヘルプファイルはこの方法で開くことができます。 | |
414 例: ":help syntax.txt"。 | |
415 .SH ファイル | |
416 .TP 15 | |
417 /usr/local/lib/vim/doc/*.txt | |
418 .B Vim | |
419 のヘルプファイル。 | |
420 ファイルの一覧は ":help doc\-file\-list" に記載されています。 | |
421 .TP | |
422 /usr/local/lib/vim/doc/tags | |
423 ヘルプを検索するための tags ファイル。 | |
424 .TP | |
425 /usr/local/lib/vim/syntax/syntax.vim | |
426 システムの構文定義初期化ファイル。 | |
427 .TP | |
428 /usr/local/lib/vim/syntax/*.vim | |
429 いろいろな言語用の構文定義ファイル。 | |
430 .TP | |
431 /usr/local/lib/vim/vimrc | |
432 システムの | |
433 .B Vim | |
434 初期化ファイル。 | |
435 .TP | |
436 ~/.vimrc | |
437 ユーザーの | |
438 .B Vim | |
439 初期化ファイル。 | |
440 .TP | |
441 /usr/local/lib/vim/gvimrc | |
442 システムの gvim 初期化ファイル。 | |
443 .TP | |
444 ~/.gvimrc | |
445 ユーザーの gvim 初期化ファイル。 | |
446 .TP | |
447 /usr/local/lib/vim/optwin.vim | |
14372 | 448 ":options" コマンドで使われるファイル。 |
449 オプションを表示したり設定したりできます。 | |
5178 | 450 .TP |
451 /usr/local/lib/vim/menu.vim | |
452 システムのメニュー初期化ファイル。gvim で使います。 | |
453 .TP | |
454 /usr/local/lib/vim/bugreport.vim | |
455 バグレポートを生成するスクリプト。":help bugs" 参照。 | |
456 .TP | |
457 /usr/local/lib/vim/filetype.vim | |
458 ファイル名からファイルタイプを判定するスクリプト。":help 'filetype'" 参照。 | |
459 .TP | |
460 /usr/local/lib/vim/scripts.vim | |
461 ファイルの内容からファイルタイプを判定するスクリプト。":help 'filetype'" 参照。 | |
462 .TP | |
463 /usr/local/lib/vim/print/*.ps | |
464 PostScript 印刷に使われるファイル。 | |
465 .PP | |
466 最新の情報は VIM のホームページを参照してください: | |
467 .br | |
468 <URL:http://www.vim.org/> | |
469 .SH 関連項目 | |
470 vimtutor(1) | |
471 .SH 著者 | |
472 .B Vim | |
473 のほとんどの機能は Bram Moolenaar が開発し、多くの人が協力しました。 | |
474 ":help credits" を参照してください。 | |
475 .br | |
476 .B Vim | |
477 は Stevie を基にしています。Stevie は Tim Thompson、Tony Andrews、 | |
478 G.R. (Fred) Walter によって開発されました。 | |
479 ただし、オリジナルのコードはもうほとんど残っていません。 | |
480 .SH バグ | |
481 既知のバグは ":help todo" に記載されています。 | |
482 .PP | |
14372 | 483 Vi の動作を忠実に再現した結果、多くの人がバグだと思うような機能もいくつかあります。 |
484 "この動作は Vi と違う" からバグだと思った場合は、 vi_diff.txt を確認してみてください | |
485 (ファイルを開くか、 Vim から ":help vi_diff.txt" と入力)。 | |
5178 | 486 オプションの 'compatible' と 'cpoptions' も確認してください。 |